運動不足の人が新型コロナに感染すると、より重症化しやすく、死亡リスクも高いことが、4万8,000人以上を対象とした大規模な調査で明らかになりました。

運動不足は、喫煙、肥満、糖尿病などよりも、新型コロナを重症化させる可能性があります。

社会的距離を保つ、マスクを着用するなど、感染対策をしっかり行ったうえで、ウォーキングなどの運動を習慣として続けることが、この感染症から身を守るためにも効果的な手段となります。

新型コロナが重症化する危険因子として、運動不足はとても深刻で、これを超える要因として考えられるのは、高齢者であることや、臓器移植歴があることだけだという記事もありました。

高齢であること、男性、糖尿病、肥満、心血管疾患などの基礎疾患があることなどが、新型コロナが重症化しやすい主な危険因子として知られています。

「喫煙、肥満、糖尿病、高血圧、心血管疾患、がんなど、これまでに知られている新型コロナの危険因子と比べても、運動不足はより危険であることが明らかになりました。ふだんから運動をする習慣があることは、これらの疾患を予防・改善するために必要であることが知られていますが、それだけでなく、新型コロナから身を守るためにも重要です

また新型コロナの流行にともない、多くの人が行動変容を強いられ、外出自粛やリモートワークの影響で、運動不足におちいっている現状があります。

新型コロナのワクチン接種が開始されていますが、ワクチンの数が不足しており、すべての人に行き渡るまでにまだ時間がかかります。

 「社会的距離を保つ、マスクを着用するなど、感染対策をしっかり行ったうえで、運動を習慣として続けることが、個人がこの感染症から身を守るために唯一できるもっとも重要な行動である可能性があります。

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